昨晩は結構ぐっすり眠れたみたいで,久々に目覚めがよかった.

朝は時間もあったからWinsockでRecv・Sendを別スレッドで動かしてやることもできたし.

でも,Findyは想像よりハードルが高めだった.

それに,CやらC++で開発経験がなくても雇ってくれそうなところなんて一つもなかったし...どうしよう.

というか,ここ一日半くらいまだ揺らいでる自分がいる.このまま,この調子でぬるぬるだらだら可もなく不可もなく働いて,優柔不断で中途半端で何も成し遂げずに死んでいく?なんて無理だ!とも思ってたけど,

できる限り今の会社でも自分の時間を作る努力をして,あくまで趣味として低レイヤとかOSとかそういうことの知識を身に着けるってものありなんじゃないのか.

JustForFunってなかんじで.

そういう時に気になるのが,普段の生活で

俺はこれこれをやってるから(キリッ)

て,なんかそれだけでえらいっていうか若干マウント気味になるの,あの現象...

それだけにはなりたくないんだよな...そういう人間てたいていの場合,本業である仕事だとかいち人間としての責務を全うしてないタイプの人がほとんどというか今までそれでイカしてるって人に出会ったことはない.

 

そうだった.自分はただ一つのことに,人生をかけて,世界をちょっとずつでも確実に良くしていくっていう生き方をしたかったんだっけ.そう,職人みたく.

だからWeb系もDeepLerningとかフロントエンドとか,そういう系統じゃなくって,ビットとビットがひしめき合う,レジスタの音が聞こえる,そういう世界につかりたいって思っていた.

 

だけど,今の仕事を始めて,PLCだとか”制御系”とかって言われる部類のプログラマーはあまり社会的に見てよい印象にないんだってことを知った.

というか,学生の間も,なんとなくその感じは知っていたけど,知ったことかってまだ思えるほど,AIだとかそういうものがまだ実際のところそんなに発展していなかったから,泥臭さで言ったらどっこいどっこいなイメージがあったし,この世にあるプログラムのうちの実態は例外なくすべてアセンブリ...と一対一で対応したバイナリコードで,それを動かしているのは僕の大好きな嶋さんの作ったx86なのであって...だから僕はもっと縁の下の力持ちになりたかったんだ.

 

そうだな.僕の一番大きな間違いって,こんなにも自分のやりたい気持ちが強くても,それを真っ向から肯定して,夢として追いかけるってことをもっと全力でするべきだったってことだな.

 

あの人たち親が何と言おうったって,わけのわからないウイルスで世界が満たされて未来がわかんなくなったって,自分の死ぬまでやっていたいことは絶対的なものなはずだったのに,どうしてそうしなかったんだろう.

 

あーそうなんだよなぁ.研究室がよくなかったと思う.というか,どこそこの研究室に入って誰それ教官ならきっと僕のやりたいことを分かったうえで最善の未来を用意してくれるなんて考えが間違っていたんだ.

 

誰かがその誰かでない他人のためを思って未来をくれる,時間とかお金とか自分の脳みそ...あとはプライドとかを消費して与えてくれるなんてことはこの世には一切存在しないって,もう理解したんだ.

だから僕は僕の本当にしたいことを見失ったり,あきらめたりしない.

ただ無謀な努力いや,誰かに憐れんでもらうための徹底的で無意味な演技,そういう風に受け身な姿勢をしていれば,誰かが僕を救い出して想像もつかない素晴らしい世界に引き出してくれるなんてことは,もう考えたりしないんだ.

 

自分の本当になりたい姿のために,自分の本当にやりたいことのために,

自分の時間とか労力とか精神とかを使う.

 

そのために,自分のことをもっと分析する必要はまだあると思う.

というか,自分の本当になりたいものって,それを死ぬまで疑い続けて,真に美しいものを追い求めていくってことなんだと思う.

だから,明日も頑張ろう.

きっといつかの本当の自分に限りなく近い未来のために,求め続けよう.